人気DAWランキング2020年 結果発表!3952人に聞きました

Author: sleepfreaks

3952人にご回答いただいたDAWの使用状況を公開


youTube-banner-740


DTM解説情報をつぶやくTwitterのフォローもお願いいたします。


2020年のDAWランキング結果

まずはご回答者様のパソコン環境から確認していきます。

  • Mac : 1,678人 42.46%
  • Win : 2,363人 63.08%

※Mac/Winの使用は併用されている方を考慮し、複数選択可能としています。
合計が105,54%となっていますので、3952人の内、約219名の方がMac/Winを併用しているということがわかりました。

大差という差はありませんが、Windowsをお使いの方の方が多いという結果です。
人気DAWソフトの「Logic X」はMac環境でのみ使用可能ですので、少なくともランキングに影響が出てきます。
また「FL Studio」はVer20からMacに対応しました。この点がどう出るか?も注目ですね。

それではDAWランキングへ進みます。
昨年と同様、3952人のメイン/サブのDAWを合わせた所有数となります。

1位 Cubase 1698票 使用比率 43.7%

メインDAW 1,336票(1位)/ サブDAW 362票(2位)

Cubase

ランキング断トツの一位は今年もCubaseという結果になりました。
やはり日本ではCubaseが強いですね。多機能でカバーできるジャンルも広いという点も挙げられると予想しています。
昨年のアンケートと比較したところ使用比率が2.1%増加しています。

2位 Studio One 1104票 比率 28.4%

メインDAW 716票(2位)/ サブDAW 388票(1位)

Studio One

昨年の3位からランクを上げてStudio Oneが2位となりました。
使用比率も4.8%増加しています。

やはり充実した完全フリー版の存在が大きいこと。
マスタリングまで行え作品を完結できる点でサブのDAWとして使用されているという方も目立ちました。

3位 Logic 950票 比率 24.4%

メインDAW 679票(3位)/ サブDAW 271票(4位)

Logic

昨年の2位からワンランクダウンとなってしまい3位という結果となりました。
使用比率は-0.3%減少しています。
アップデート(Logic 11)などの発表がなく、派手な動きが少ないということもあると予想しますが、細かなアップデート/音源の追加が頻繁に行われており、既存ユーザーとして非常に良質なDAWと言えます。
上記のMac/Windows比率から考慮しても、Appleブランドの強さ、DAWの優秀さがわかる結果です。

4位 FL Studio 664票 比率 17.1%

メインDAW 434票(4位)/ サブDAW 230票(7位)

FL

昨年の4位を維持したのが、FL Studioです。
特にEDM系ジャンルの方のユーザーからの支持が高いというのが目立ちました。

Mac版がリリースされてから1年半ほど経ちます。
664票の内、94票がMacユーザーという結果で、これからのユーザーの増加が期待できますね。
使用比率も昨年と比較して4.1%増加しています。

5位 Ableton Live 503票 比率 12.9%

メインDAW 263票(5位)/ サブDAW 240票(5位)

Live

Ableton Liveも昨年と変わらず5位にランクイン。
こちらもFL Srudioと同様にEDM系ジャンルのユーザーから高い支持を得ています。
また、EDM系のユーザーが多い海外では1位〜2位を争うほど人気があるDAWです。

6位〜10位

6位〜10位は下記の結果となりました。

  • 6位 GarageBand 390票 使用比率 10%
    メインDAW 50票(8位)/ サブDAW 340票(3位)
  • 7位 Pro Tools 372票 使用比率 9.6%
    メインDAW 137票(6位)/ サブDAW 235票(6位)
  • 8位 Cakewalk by BandLab 256票 使用比率 6.6%
    メインDAW 103票(7位)/ サブDAW 153票(8位)
  • 9位 Maschine 101票 使用比率 2.6%
    メインDAW 15票(13位)/ サブDAW 86票(9位)
  • 10位 Reaper 90票 使用比率 1.3%
    メインDAW 26票(11位)/ サブDAW 64票(11位)

Pro Toolsがワンランクダウンとなり、Macに付属するGarageBandが6位となっています。
GarageBandはサブDAWとしての使用が多く、メインDAWのみの集計ではPro Toolsが6位となっていました。

11位〜16位 メイン/サブの合計(追記)
  • 11位 KORG Gadget : 89票
  • 12位 Sonar : 86票
  • 13位 Reason : 65票
  • 14位 Digital Performer : 59票
  • 15位 Ability : 47票
  • 16位 Acid : 45票

複数DAWの併用率について

今回のアンケートはメイン/サブDAWを分けて集計しています。
ここではメインで使用している1位〜6位のDAWを主軸とし、サブDAWとの関係を確認していきます。

3,952人の中で1位〜6位のDAWを使用している方は3,565人でした。
約90%が1位〜6位の主要DAWを使用しているということになります。

2_サブ有無

これら主要DAWをお使いの3,565人の内、1,982名(55.6%)がサブのDAWを使用しているという結果となりました。
逆に残りの1,583名(44.4%)はメインDAWのみの使用でサブは使用していません。

3_サブ無し

サブの使用率をDAW別で確認すると、このような形となります。
Pro ToolsのサブDAW率が80%となっており、5人に4人は何かしらのDAWと併用しているということがわかります。
Pro Toolsをレコーディングスタジオとのやり取り、オーディオレコーディング/ミキシング時に使用し、打ち込みは他社のDAWで行うというパターンが多いのではないでしょうか?

また、サブDAWの使用率が少ないほど、お使いのDAWに満足(機能面で困っていない)と言い換えることもできると考えています。

そして、各主要DAWと併用しているサブDAWの関係がこのような形です。

  • 併用率が高いPro ToolsはStudio One/Logicとの併用率が高い
  • Cubaseと併用が多いStudio Oneはマスタリングのために使用されている?
  • Logic/FL Studio/LiveとMaschineを組み合わせるという形もトレンド
  • EDM系ではLogic/FL Studio/LiveとMaschineを組み合わせるという形もトレンド
  • Sonarの開発/サポートが終了し、Cubase/StudioOneへの乗り換えを視野に入れているユーザーが多い
  • Macを購入すると付属するGarageBandはやはりLogicとの併用率が高い(もしくはGarageBandからLogicへアップグレードしている)
  • Liveとシンセ音源がユニークで豊富なKORG Gadgetの併用率が高い

このような印象を持ちました。

DAW別の楽曲ジャンルについて

今回は使用DAWと制作されている楽曲ジャンルについてもアンケートをとっています。
まずは全DAWを総合した制作ジャンルです。(複数のジャンルを選択可としました)

5_楽曲ジャンル全体

音楽ジャンルが多岐に渡り区分けが難しいことと、不覚にも選択項目に「Hip-Hop/Trap」を入れ忘れてしまいました。
そのため、これらジャンルを大きな括りで分けた場合の結果はこちらです。

6_楽曲ジャンル全体(大括り)

最も多いのがPOPS(歌もの)でその次にEDMが続く形となっています。
DAW別の制作ジャンルはこちらです。

7_DAW別ジャンル

歌物や生楽器系ではPro Toolsの使用率が高く、EDM系でやはりFL Studio/Liveが強いですね。
Cubaseのジャンルに対するバランスの良さも目立ちます。かなり顕著にDAWの特性が出いる結果となっています。

ご回答者様の傾向

最後にDTMを行っている方の傾向となります。

性別

8_男女比

  • 男性 : 3,756人 95.04%
  • 女性 : 196人 4.96%

これは予想通りで圧倒的に男性が多いです。
女性も気軽にDTM/音楽制作を楽しむことができるようになれば更に業界は盛り上がるのではないでしょうか。
弊社もパソコンが苦手な方や、これからDTMを始めたいという方の挫折率を防げるように尽力していきます。

年齢

今回のアンケートにご協力いただいた方の年齢層です。
弊社のコンテンツをご利用いただいている層とも言えます。

9_年齢

18歳〜25歳の若い方が多く、約40%を占めています。
17歳以下の方が7.31%となっており、年齢が上がるにつれてユーザーが少なくなっていくという傾向です。

10_年齢別主要DAW

年齢によって使用DAWの傾向が異なることがわかります。

DTMの目標とご職業

11_目標(円グラフ)

11_目標(棒グラフ)

趣味で楽しむという方が最も多く1,787人の45.22%となっています。

その他のご回答として

  • メジャーアーティストへの楽曲提供
  • ゲーム用音源制作と採用
  • 自分の表現をするためにDTMを行なっている

という回答も多くありました。
プロを目指されている(またはプロの方)と趣味でDTMを行う方で使用DAWに違いが出ていました。(追記)

プロ:趣味DAW

特に上記のDAWに差がついています。
また、アンケートにご回答いただいた方のご職業の上位は

  • 学生 : 1,214人 30.72%
  • 音楽関係 : 534人 13.51%
  • IT・プログラミング : 390人 9.87%

となっていました。
音楽関係者のお仕事をされている方も多く、学生にもご覧いただけているとの結果で大変嬉しく思っています。

最後に

この度はアンケートにご回答くださり、誠にありがとうございました。
コンテンツに関してのご要望など、参考にさせていただき取り入れていきます。
温かいコメントもいただきまして感謝しております。




DTM解説情報をつぶやくTwitterのフォローもお願いいたします。