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Cubase|購入プロジェクト(MIDI)の扱い方

Author: sleepfreaks

この記事では、リターンの1つ「楽曲のMIDIファイル」をCubaseで開く方法について解説していきます。

MIDIファイルを指定して開く

Cubaseでは、通常のプロジェクトファイルと同じように、MIDIファイルを開くことができます。
ファイルメニューから、読み込み>MIDIファイル…をクリックします。

ファイル選択のポップアップが出ますので、MIDIファイルを指定します。

その後プロジェクトフォルダの場所の指定画面も出ますので、適宜設定してください。

プロジェクトウィンドウが開き、MIDIがトラックに展開され、それぞれに音源が自動的に割り当てられます。

テンポはBPM162となります。正しく設定されていない場合は、手動で入力してください。

特定トラックの操作と再生確認

ここまで来たら一旦音を出して確認したいところですが、その前に特定のトラックをミュートする必要があります。これは、音源特有の打ち込みが行われているトラックがあるため、通常のGM音源では演奏が破綻してしまうためです。
以下の名前がリージョンについているトラックについては、ミュートしてください。

  • At humming bird
  • E.gt
  • Tambourin
  • Styrus Loop 130-Zero Grafitti no Kick
  • Seq masive x

また、MIDIファイルとCubaseの相性により、想定された音色が割り当てられないトラックがあります。
それらについては手動割り当てとなりますが、その前にMIDIデータの頭にある音色設定パラメーターを消すため、範囲削除を行います。

上のロケーターで冒頭2小節分を選択します。

編集メニュー>範囲>範囲を切り詰めて削除を選択します。

その上で、以下のトラックに音色を割り当て直してください。

  • Agt2 01:[GM026] Steel Guitar
  • Bass:Electric Bass VX ([GM034] Electric Bass (Finger)を使用する場合は全ノートのピッチを1オクターブ下げます)

トラックによっては、キースイッチに相当するノートのため異常な音が発音されることがあります。適宜削除等行ってください。

これらの操作が終わったら全体を再生してみましょう。
また、それぞれのトラックが正しく発音されているか、各ソロでも聴いてみてください。

発音されない場合の対処

発音されていないトラックが見つかった場合、ソフト音源が正しく設定されていない可能性があります。
VST(ラック)インストゥルメントとして起動されているHALion Sonic SEを開き、各MIDIトラックに対応する音色を確認して下さい。

各トラック(ミュートトラック除く)の想定音色は下記の通りです。

  1. Agt2 01:[GM026] Steel Guitar
  2. Piano:[GM001] Acoustic GrandPiano
  3. Melo:[GM010] Glockenspiel(好みの音色に適宜変更してください)
  4. Hamo:[GM089] Pad 1 (New Age)(好みの音色に適宜変更してください)
  5. Hamo ue:[GM051] Synth Strings 1(好みの音色に適宜変更してください
  6. Drums:[GM129] Stereo GM Kit
  7. Bass:Electric Bass VX
  8. Vl1:[GM041] Violin
  9. Vl2:[GM041] Violin
  10. Viola:[GM042] Viola
  11. Cello:[GM043] Cello
  12. Synth seq spire PL Nord Pole 3 DP:[GM 081] Lead 1 (Square)
  13. Synth Pad:[GM 091] Pad 3 (Poly Synth)
  14. Glocken:[GM010] Glockenspiel
  15. Synth bell:[GM089] Pad 1 (New Age)
  16. Intro synth_agt layer PL Red Star 4 DP:[GM 051] Synth Strings 1
  17. Synth Trumpet:[GM 057] Trumpet
  18. Synth Trumpet Layer:[GM 063] Synth Brass 1

同じ音源を使って完全再現したい場合

実際に白戸氏が作編曲時に使用したソフト音源とプリセットは下記の通りです。
これらを設定すれば、デモを完全再現することも可能です。

  1. AGt2 01KONTAKTProminy Humming Bird
  2. PianoKONTAKTGRANDEUR
  3. DrumsSuperior Drummer 3 “Premier Rock”*カスタマイズ
  4. BassMODO BASS “TRY this”
  5. E.GtKONTAKTElectri6ity(Telecaster DI)” →BIAS FX2 “NEW GUITAR ICON”*カスタマイズ
  6. Vl1, Vl2, Viola, CelloKONTAKTLA Scoring Strings
  7. Synth SeqSPIRE “PL Nord Pole 3 DP”
  8. Styrus LoopStylus RMX “130-Zero Grafitti no Kick”
  9. Synth PadKONTAKTAnalog Dreams(Bright Strings)”
  10. Seq massive xMassive X “adbanced Optics”
  11. GlockenKONTAKT “Factory Library (Glockenspiel)”
  12. Synth bellTwinkerBell ”001 in the air”
  13. Intro synth_agt layerSPIRE “PL Red Star 4 DP”
  14. Synth trumpetKONTAKTSession Horns Pro 2
  15. Synth trumpet layerJUP-8 “Ceramic Brassy”
  16. TambourinStylus RMX “117 Tambourin 16ths”

それではどうぞ、本プロジェクトのMIDIデータを使ってお楽しみください。