12. 歌詞の調整 Finale

Author: sleepfreaks

Finaleで打ち込んだ歌詞を調整する

「半角英数」モードを使用する

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作業を続ける前に、今一度、確認しておきたいことがあります。
日本語の歌詞を入力する時に、パソコンの入力モードを一時的に「かな」に変更したと思いますが、
それ以外のFinaleの基本操作は「半角英数」モードで行う必要があります。

よくあるトラブルで
入力モードの切り替えを忘れて、操作ができなくなってしまうケースが多く見られます。
「あれ?キーボードが、なぜか反応しなくなった!」と思ったら、
入力モードが「日本語入力」になっていないか、確認してください。

歌詞の位置を調整する

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前回、入力した歌詞ですが
一段目の下第二線「ラ」の2箇所(「Sleep」と「ス」)の歌詞が、音符と接近しすぎです。
そこで、五線からの歌詞の距離を変更して、見やすくしてみましょう。

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メイン・ツール・パレットから「歌詞ツール」を選びます。

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一段目のいずれかの音符(五線内)をクリックすると、
該当する歌詞が選択状態になり、左側に4つの三角マークが表示されます。

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ここで、三角のマークが表示されない場合は、
メニューの「歌詞」→「楽譜へ直接タイプ」にチェックが入っているか確認してください。

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あるいは、別の高さに入力カーソルが表示されてしまうときは、
メニュー「歌詞」→「編集する歌詞を選択」を選択。
表示されるダイアログで、歌詞番号(ここでは1番)が正しく選択されているかを確認しましょう。

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右から2つめの三角マークを、下にドラッグすることで、
その段の歌詞の位置(歌詞のベースライン)が下がります。

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このように、適切な歌詞の位置に編集できました。

4つの三角マークの違い

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上の例では、1段目の歌詞のベースラインだけを下げて
2段目は変更しなくてよいケースです。
このケースでは、右から2つめの三角マークを使いました。

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一方で、例えば、左から2番目の三角マークを使うと
1段目と2段目の歌詞のベースライン、同時に変更されてしまいます。

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このように、歌詞の位置調整に使われる、この4つの三角マーク
ちょっと、わかりにくいので、説明しておきます。

  • 1_一番左端の三角
    ファイル内のすべての五線の歌詞の位置を調整します。
    例えば、ボーカルとコーラスと2段の楽譜があるときに
    両方の段の歌詞の位置(ベースライン)を曲全体に渡って同時に変更するときに使います。
  • 2_左から2つ目の三角
    選んだパート内全体の歌詞の位置を調整します。
    例えば、ボーカルとコーラスの2段の楽譜があるときに
    ボーカル・パートだけの歌詞の位置(ベースライン)を曲全体に渡って変更するときに使います。
  • 3_左から3つ目(右から2つ目)の三角
    選ばれた段にある歌詞の位置を調整します。
    例えば、ボーカルとコーラスの2段の楽譜があるときに
    ボーカル・パートの、特定の段(例えば、2段目)だけの歌詞の位置(ベースライン)を同時に変更するときに使います。
    歌詞の調整に必要な、ほとんどが、このパターンです。
  • 4_左から4つ目(一番右側)の三角
    歌詞を入力する前に、あらかじめ位置を決めておくときに使います。

音引き線(メリスマ)をオフにする

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前回の繰り返しになりますが、
日本語の歌詞では、欧文で使ったメリスマの音引き線は使いません。
日本語では日本語の音引き「ー」を使います。

このメリスマ、歌詞が割り当たらない音符のところに、自動的に表示されます
日本語の歌詞だけの曲では
不注意でメリスマが表示されないように、あらかじめ
自動音引き線(メリスマ)の設定自体を「オフ」にしておくとよいです。

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歌詞メニュー→「歌詞オプション」を選択します。

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ファイル別オプションの「歌詞」カテゴリー、右下の「音引き線の設定」をクリック。

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「自動音引き線を使用」のチェックを外します。
これで、作成中のファイル内では、一切、音引き線が表示されることがありません。