第4回目 テーマを文章に起こす その1 作詞のメソッド

Author: sleepfreaks

YASUI_vol.4

こんにちは。XFLAG SOUND CREATORの「やっちん」です。
当カテゴリーでは作詞のメソッドというテーマに沿って、私が実際に行なっている作詞方法のノウハウを皆様にお伝えしていきます。

今回はテーマを文字に起こすということを目標に行なっていきます。
実際の楽曲を参考にしていきながら解説していきます。

当コンテンツで学べる項目
  • 定めたテーマを文字に起こす
  • 比喩表現・共感覚法を学ぶ

           

作詞メソッド④ 文章を起こすテクニック「共感覚法」とは・・? 動画解説

  1. 1第1回 テーマを決める
  2. 2第2回 テーマを表現する その1 〜キーワード(事象)を羅列する〜
  3. 3第3回 テーマの表現する その2 〜物語をつくる〜
  4. 4第4回 文章に起こす その1
  5. 5第5回 文章に起こす その2
  6. 6第6回 文章を歌詞にする その1
  7. 7第7回 文章を歌詞にする その2

自分の内に秘めたテーマを具現化する

yacchin_04_01

皆さんは学生時代、読書感想文や小論文など、様々な文章を作ってこられたかと思います。
「テーマを文字に起こす」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、作文を書くような感覚で進めていただければと思います。

yacchin_04_02

今回はモンソニの楽曲、Two for allの「Twinkle Shiny Star」を題材に進めていきます。

比喩表現を使う

yacchin_04_03

「比喩表現=例え」です。
ここでは「歌」を「遥か 未来まで 届くような」という言葉で比喩していますね。

yacchin_04_04

今回の例では「歌がどこまで届くものか」を、比喩表現を用いることで具体性を持った表現にしています。
この場合は「未来まで」という言葉が入っているため、時間で表現されているということになります。

共感覚法を使う

yacchin_04_05

共感覚法とは比喩表現の中のひとつで、異なる表現を重ねる手法です。

yacchin_04_06

例えば「声を重ねる」という状態は、二人以上が声を合わせて歌っている様子が想像できますね。
それを「合唱」という直接的な表現ではなく、「声を(聴覚的表現)」「重ねたら(視覚的表現)」というように表現しています。

yacchin_04_07

いかがでしたか?
なかなか思い浮かばない場合は「何に似ているか」「何に見えるか」と自分なりに捉えてみるのもオススメです。
あくまでも「作詞は自由である」ということを意識しておきましょう。

今回はここまでとなります。
次回は楽曲のキモとなる、曲名を決める方法についてお伝えしていきます。

講師:やっちん
XFLAG SOUND CREATOR

やっちん-2

profile : 1984年 東京生まれ
日本工学院八王子専門学校で作詞、作曲、DAWに音楽制作を師事。
卒業後、ボーカルレコーディング、声優のレコーディングエンジニア等を数多く担当する一方、個人ではボーカルギターとしてバンド活動を行う。
現在はモンストサウンドGのリーダーとして、モンスターストライクに関わるコンテンツのサウンドを牽引している。

<主な担当作品>
XFLAG ストア内BGM Vo・作詞
モンスト海の家内BGM 数十曲に上る楽曲のディレクター