第1回目 スケールとは? 古今東西スケール解説

Author: sleepfreaks

HAYASAKA

こんにちは。XFLAG SOUND CREATORの「たくみん」です。
当カテゴリーでは「古今東西 スケール解説」というテーマに沿って、様々な音楽を表現するためのスケールを解説していきます。

音楽にとって、スケールは非常に重要な項目となっており、的確にスケールを使用することで「明るい/暗い/和風/ラテン風など」
様々なタイプの楽曲を作成することができるようになります。

当コンテンツで学べる項目
  • スケールの意味を理解する
  • メジャースケール・マイナースケールの構成音を理解する

           

第1回目 スケールとは? 動画解説

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  1. 1第1回 スケールとは
  2. 2第2回 日本・琉球
  3. 3第3回 東アジア 〜中国〜
  4. 4第4回 中央・西アジア 〜エジプト〜
  5. 5第5回 北ヨーロッパ 〜スコットランド・アイルランド〜
  6. 6第6回 北アメリカ 〜アメリカ・メキシコ〜
  7. 7第7回 西ヨーロッパ 〜スペイン〜
  8. 8第8回 東南アジア 〜インドネシア〜

スケールとは?

スケールとは「音階」を意味し1オクターブ内に「ドレミファソラシド」と音を高低の順に並べたものです。

スケール

※今講義では、「ド」を「C」とする「英語表記」を共通言語とし、解説するスケールは全て「C」から始まるものとします。

1オクターブ内には黒鍵を合わせて12の音があります。
全ての音が同じ楽曲中で使われることは非常に稀で、楽曲の雰囲気や方向性に合わせて使用する音が決まってきます。

そして、使用する音の組み合わせ(スケール)によって「明るい、暗い、和風、ラテン風、エジプト風」など楽曲の雰囲気をコントロールすることができます。

本講義ではこの組み合わせを使用して、世界の音楽を解説していきます。

メジャースケールとマイナースケール

まずはスケールの中で最も有名で基本となる「メジャースケール」「マイナースケール」の構成音を確認していきます。

メジャースケール

まずは明るいイメージとなる「メジャースケール」です。
全て白鍵で演奏ができる、最もポピュラーなスケールです。

CMaj

マイナースケール

「マイナースケール」は上記メジャースケールとは対照的に暗いイメージが特徴となっており、3つの種類が存在します。

まずはマイナースケールの中でも使用頻度が高い「ナチュラルマイナースケール」です。
メジャースケールから3、6、7番目の音を半音下げた状態となります。

NM-SC-1


次は異国情緒が漂う「ハーモニックマイナースケール」です。
メジャースケールから3、6番目の音を半音下げた状態となります。
ナチュラルマイナースケールとの違いはたった1音ですが、雰囲気が大きく変わっていますね。

c-hm-scale


最後は「メロディックマイナースケール」です。

このスケールの特徴は上昇と下降で構成音が変化するという点です。
もちろんこの変化はサウンドにも表れており、歌いやすいスケールと言われています。

c-mm-scale


このようにマイナースケールは3種類ありますが、メジャースケールとの決定的な違いは3番目の音「E」にフラットが付く点となります。
楽曲の「明るい/暗い」という性質を決定する非常に重要な音ということを覚えていただければと思います。

次回は「和風」「琉球風」の楽曲を作るためのスケールを解説していきます!

講師:たくみん
XFLAG SOUND CREATOR

たくみん

profile:1981年 札幌生まれ。
教育大学音楽科に入学し、卓越した音楽理論の知識を身につける。
卒業後、ゲームサウンドクリエイターとして、100本以上のゲームを担当した。
制作したBGMは1000曲を数え、幅広いジャンルへ対応する確かな実力を持つ。

得意な楽器はピアノ・三味線・ベース。
XFLAGのゲームサウンドチームを牽引している。

<主な担当作品>
ファイトリーグ(iOS/Android)
イベントにおけるサウンド 他