第3回目 金管楽器の基礎知識と奏法・使い方 オーケストレーションについて

Author: sleepfreaks

HASHIMOTO_vol.3

こんにちは。XFLAG SOUND CREATORの「ジギル」です。
当カテゴリーではオーケストレーションについてというテーマに沿ってオーケストラの基本的な知識、弦・金管・木管に打楽器や編入楽器といった内容をお届けしていきます。

今回は金管楽器の基礎知識と奏法・使い方についてご説明していきたいと思います。

当コンテンツで学べる項目
  • 金管楽器の種類・奏法・重ね方について学ぶ

           

オーケストレーションの技術③ 金管楽器編 動画解説

動画関連資料のダウンロードはコチラから。

  1. 1第1回 序章 : 基礎知識
  2. 2第2回 弦楽器
  3. 3第3回 金管楽器
  4. 4第4回 木管楽器
  5. 5第5回 打楽器
  6. 6第6回 総論
  7. 7第7回 特論 : 和声

制作のポイント

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金管楽器を制作で使用するにあたり、重要となるのは以下の通りです。

  • 音域
  • 息継ぎ
  • 金管楽器ならではの要素

それでは、一つずつ見ていきましょう。

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金管楽器にはそれぞれ得意とする音域があり、ここから外れてしまうと響きが悪くなったり、本来のポテンシャルを発揮できなくなってしまいます。
そのため、高すぎる音や低すぎる音は使用しないように意識しましょう。

あらかじめ通常音域を予習しておくと良いでしょう。

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「オーケストラは人が演奏するもの」という意識で制作を進めていきましょう。
実際にフレーズを歌うことで無理のない息継ぎをチェックします。

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一般論になってしまいますが、金管楽器は管弦楽の中で最も音量の大きな楽器です。
そのため細やかなフレーズよりも雄大なフレーズがマッチするケースが多いです。

金管楽器ならではの表現方法

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ここからはアルマゲドン紹介MVで使用されている楽曲を使って解説していきます。
ユニゾンを使用することでメロディーを強調することができます。
ここではトランペット・トロンボーン・フレンチホルンを重ねています。

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他セクションのメロディーの合間に、対比となるリズミカルなオブリガードを入れるのも効果的です。

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ここぞという部分でローブラスを使うことで、低域の重厚さを増すことができます。
ここではチューバとバストロンボーンを使っています。

今回はここまで。
第4回目では「木管楽器の基礎知識と奏法」について説明していきます。

講師:ジギル
XFLAG SOUND CREATOR

profile : 京都生まれ モンスターストライクを中心にゲームやPV等の作曲、効果音制作を担当。
個人ではYouTubeやニコニコ動画等で音楽活動を行っており、これまでの累計再生数は約1000万回を数える。
研究熱心で、サウンドのみならず動画編集も自ら行うスキルを習得している。

<主な担当作品>
モンスターストライク 効果音(iOS/Android)・キャラクターPVサウンドデザイン
ファイトリーグ BGM・効果音(iOS/Android)