第1回目 オーケストレーションの全体像 オーケストレーションについて

Author: sleepfreaks

サムネイル(ジギル氏)

こんにちは。XFLAG SOUND CREATORの「ジギルさん」です。
当カテゴリーではオーケストレーションについてというテーマに沿ってオーケストラの基本的な知識、弦・金管・木管に打楽器や編入楽器といった内容をお届けしていきます。

今回はオーケストレーションの基礎知識のお話をしていきたいと思います。

当コンテンツで学べる項目
  • オーケストラ楽器を作成する上での基本知識

           

第1回目 オーケストラの知識 動画解説

動画関連資料のダウンロードはコチラから。

  1. 1第1回 序章 : 基礎知識
  2. 2第2回 弦楽器
  3. 3第3回 金管楽器
  4. 4第4回 木管楽器
  5. 5第5回 打楽器
  6. 6第6回 総論
  7. 7第7回 特論 : 和声

オーケストラ楽器の位置について

オーケストラにおいて、各楽器の配置は予め決まっています。

オーケストラ定位-1

これがベーシックなオーケストラの配置例となっています。
指揮者を中心に弦楽器、その後方に木管楽器が並ぶというのがよくある形です。

木管管楽器の後ろが金管管楽器となり、最後尾に陣取るのが打楽器です。
一部の編入楽器などは弦楽器の後方に配置されるのが一般的です。

このような配置から、客席へ聴こえるサウンドはどのようなものになるかを考えていきます。

各楽器の得意、不得意を認識する

各楽器には様々な特性があります。

  • 弦楽器 : シャープ系の曲調が得意 管楽器 : フラット系の曲調が得意
  • 金管楽器・木管楽器 : 息継ぎのタイミングを考えずに何十秒も続けすぎると不自然になる
  • 各楽器に明確な音量の大小があり、金管楽器の音量は大きく、木管楽器は小さめになる
  • 移調楽器が沢山あるため記譜からの高低が発生する

楽器そのものを理解し、適した奏法を考えていきます。

各楽器の奏者数を把握する

編成ごとに配置される人数もおおよそ決まっています。

人数

もちろん1管編成以下でも4管編成以上の編成でも良いです。
作りたい楽曲によって奏者数を予め決めておくことをお勧めします。

オーケストラ音源を使用する際の注意点

また、お使いの音源に記載されているパッチには人数が記されている場合があります。

PRESET

例えば11人の第1バイオリンを和音を奏でると、第1バイオリンだけで急に22人の演奏ということになってしまいます。

もちろん重音奏法といって、単音楽器で和音を出す奏法もあります。
それが『重音奏法なのか』『和音なのか』をしっかり意識する必要があります。

今回はここまで。
第2回目では「オーケストレーションにおける弦楽器」について説明していきます。




DTM解説情報をつぶやくTwitterのフォローもお願いいたします。




講師:ジギルさん
XFLAG SOUND CREATOR

profile : 京都生まれ モンスターストライクを中心にゲームやPV等の作曲、効果音制作を担当。
個人ではYouTubeやニコニコ動画等で音楽活動を行っており、これまでの累計再生数は約1000万回を数える。
研究熱心で、サウンドのみならず動画編集も自ら行うスキルを習得している。

<主な担当作品>
モンスターストライク 効果音(iOS/Android)・キャラクターPVサウンドデザイン
ファイトリーグ BGM・効果音(iOS/Android)