第5回目 ドラムの打ち込み方法② フィルの打ち込み方

Author: sleepfreaks

Drum-fill BandSound

こんにちは。XFLAG SOUND CREATORの「高津戸 勇紀」です。
当カテゴリーではバンドサウンドを創るにはというテーマに沿って、『バンドサウンド』を創る上での知識や生楽器の奏法について解説していきます。

第5回目は前回に引き続きドラムの打ち込み方法、その中でもフィルの打ち込み方について解説していきます。

当コンテンツで学べる項目
  • 段階的なフィルの作り方
  • 「生っぽさ」を演出する方法
  • フィルフレーズの応用テクニック

           

第5回目 ドラムの打ち込み 動画解説

動画関連資料のダウンロードはコチラから。

  1. 1第1回 Guitar 音作り
  2. 2第2回 Guitar 奏法 その1
  3. 3第3回 Guitar 奏法 その2
  4. 4第4回 Drum 奏法 その1
  5. 5第5回 Drum 奏法 その2
  6. 6第6回 Bass 奏法
  7. 7第7回 総論 : MIXについて

5つのステップでフィルを作り上げていく

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まずは準備段階として、ハイハットを常に左足で踏んでいるものとし、8分で打ち込んでおきます。
このとき音量は小さめでOKです。

ステップ① スネアだけでシンプルなフィルを作る

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まずはスネアのみを使ってオーソドックスなフィルを作ってみます。
今回はこのようなフィルを打ち込んでみました。

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この際、「右手は常に表、左手は常に裏というタイミングを変えずに叩いている」という意識で打ち込むことがポイントです。(右利きの場合)

ステップ② ゴーストノートを入れる

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空いている隙間に2回叩くような音符数で小さい音を入れることにより、オカズ感が増し生っぽいフィルになります。
今回の場合は32ビートになります。

ステップ③ タムを差し込む

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上記のパターンから、いくつかのノートをタムへ変更してみましょう。

よりカラーが出てきましたね。
注意点として、左手でタムにいきなりいってしまうと手が交差する不自然なタムになってしまいます。
そういったフィルも無いことはないですが、慣れるまではまず右手で叩く部分をタムに移動するような意識で組み立てていきましょう。

ステップ④ 左手のオープンハイハットでキメを作る

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左手で叩いているスネアを一部オープンハイハットに変え、同時にキックも挿入してみました。

よりキメ感が増し、カッコいいフレーズになってきましたね!

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ここであらかじめ用意していたハイハットが活きてきます。
もし8分のハイハットが無い場合はこのようになります。

オープンハイハットがダレてしまいますね。
こうした小さなテクニックが楽曲のクオリティを高めるコツとなりますので、ぜひ覚えておくと良いでしょう。

ステップ⑤ 連符でさらに味付け

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16分音符で叩いている4発を6発に変えるとこんなフレーズになります。

さらに魅力が増したかと思います。
ここにタムを混ぜても面白いかもしれませんね。

おまけ

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ここで作成したフィルを応用し、様々なパターンを作成することも出来ます。

関連資料としてMIDIデータもご準備しましたので、ぜひ活用していただければと思います。


いかがでしたか?
基本から丁寧に作っていくことで、ドラムが叩けなくてもカッコいいフィルを作ることが出来るので、ぜひみなさんもチャレンジしてみてください!

次回はバンドサウンドに欠かすことの出来ないベースについて解説していきます。
お楽しみに!




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講師:高津戸 勇紀
XFLAG SOUND CREATOR

高津戸プロフィール

profile : XFLAGサウンドチームの統括リーダー。
日本工学院八王子専門学校卒業後、ゲームや遊技機のサウンドクリエイターとして、 数年に渡り年間100曲以上のペースで作曲を行う。
CMやイベントのサウンド制作も経験しており、特に動画に対するサウンドデザインを得意としている。
サウンドチームとしての新たなる取り組みを牽引する傍ら、 自らがフロントマンを務めるバンド「BURNER BROTHERS」のギタリストとしても活動している。
<主な担当作品>
ファイトリーグ BGM・効果音(iOS/Android)・PVサウンドデザイン
BURNER BROTHERS JGMFやニコニコ闘会議音楽ステージへの出演 他