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目次

リアルタイムでのMIDI打ち込み Logic Pro の使い方

Author: sleepfreaks

MIDIキーボードを弾いて録音するリアルタイムレコーディング

KompleteKontrol

リアルタイムレコーディングは言葉通り、
直接、MIDIキーボードを弾いて演奏を記録するレコーディング方法です。

鍵盤を弾くことができる方は、早く作業が行えるでしょう。
また演奏した内容を後から編集、修正することも可能です。

リアルタイムレコーディング

リアルタイムレコーディングの概要とその方法を解説しています。


        

  • Logic X
  • Logic 8/9

実際に鍵盤を弾いて録音を行う

レコーディングボタンを点灯させる

ソフト音源トラックに楽器を立ち上げ、トラックのRECボタンを押します。

この状態で鍵盤を弾くとそのトラックに割り当てられた音が鳴ります。
また他のトラックを鳴らしたい場合は、RECマークを切り替えます。

リアルタイムレコーディングの開始

トランスポートウィンドウのRECボタンを押すと、
レコーディングが始まります。

Logic X _ リアルタイムレコーディング流れまとめ

1_トラックのRECボタンを点灯させます

2_トランスポートのRECでレコーディングが開始します

3_クリックに合わせプレイをします。

4_プレイが終わった後、停止ボタンを押し録音終了です。

レコーディング後

このようにプレイしたものが反映されます。

「演奏を間違えた場合は?」

満足のいくプレイができなかった場合は、録音後にできたMIDIリージョン(イベント)を選択し、
デリートキーを押す事で削除することができます。

タイミングを合わせるクオンタイズ

録音した内容をピアノロールウィンドウで確認してみましょう。

ピアノロールウィンドウで確認

音が小節線とピッタリ合ってません。

これはリアルタイムレコーディングの良い所(機械的ではない)でもあるのですが、
ズレが気になってしまう場合の機能として「クオンタイズ」というものがあります。

「クオンタイズとは?」

音のタイミングを修正し、小節、拍の頭に合わせてくれるという機能です。


この動画ではクオンタイズについて詳細概要を解説しています。
非常によく使用する機能ですので、しっかりと習得してください。

クオンタイズの設定

クオンタイズの適用

タイミング修正を行いたいノートを選択し、
赤囲みの「Q」ボタンを押します。

もしくはキーボードの「Q」を押します。

クオンタイズ後

このようにピッタリと小節に合ってくれました。

※クオンタイズの注意
クオンタイズには音をどの位細かく合わせるか?という設定が必要になり、
ここで音符の細かさを音符単位で指定します。

基本はそのフレーズの中で一番細かい音符で指定します。

クオンタイズの音価

ここでクオンタイズの細かさを確認、変更することができます。

例を見てみましょう。

16分フレーズ

クオンタイズ8分

リアルタイムで打ち込んだ16分音符フレーズがあります。
少しズレが目立つため、クオンタイズを適用します。
ここは8分クオンタイズを適用してみます。

8分のクオンタイズ

このよう16分フレーズを8分音符クオンタイズすると、
以下の様に16分のフレーズが一番近くの8分音符へ移動してしまいます。

この場合は フレーズの一番細かい音符 16分音符でクオンタイズを適用します。

16分のクオンタイズ

このようにしっかりクオンタイズがかかります。

ベロシティ、音の長さについて

実際に演奏するリアルタイムレコーディングではベロシティ、音の長さともに一定ではありません。
ただしこれが人間が演奏する良い部分だったりしますので、
気になるところを修正するくらいで、ピッタリ合わせる必要はありません。

実際に鍵盤を弾いて録音を行う

Logic リアルタイムレコーディング 用意

↑ ソフト音源トラックに楽器を立ち上げ、トラックのRECボタンを押します。

この状態で鍵盤を弾くとそのトラックに割り当てられた音が鳴ります。
また違うトラックの音を鳴らしたい場合は、RECマークを切り替えます。

Logic リアルタイム トランスポート

↑ トランスポートウィンドウのRECボタンを押すと、
レコーディングが始まります。

Logic _ リアルタイムレコーディング流れまとめ

  1. 11_トラックのRECボタンを点灯させます
  2. 22_トランスポートのRECでレコーディングが開始します
  3. 33_クリックに合わせプレイをします
  4. 44_プレイが終わったら停止ボタンを押し録音終了です

Logic リアルタイムレコーディング後

↑ このようにプレイしたものが反映されます。

「間違えた場合は?」

満足のいくプレイができなかった場合は、録音後にできたMIDIリージョン(イベント)を選択し、
デリートキーを押す事で削除することができます。

タイミングを合わせるクオンタイズ

録音したものをピアノロールウィンドウで見てみましょう。

Logic ピアノロール クオンタイズ前

↑ 音が小節線とピッタリ合ってません。
これはリアルタイムレコーディングの良い所(機械的ではない)でもあるのですが、
ズレが気になってしまう場合の機能として「クオンタイズ」というものがあります。

「クオンタイズとは?」

音のタイミングを修正し、小節、拍の頭に合わせてくれるという機能です。

クオンタイズの設定

Logic クオンタイズ適用

↑タイミング修正を行いたいノートを選択し、
赤囲みの「クオンタイズ」ボタンを押します。

Logic クオンタイズ後

↑このようにピッタリと小節に合ってくれました。

※注意1
クオンタイズには音をどの位細かく合わせるか?という設定が必要になり、
ここで音符の細かさを音符単位で指定します。
基本はそのフレーズの中で一番細かい音符で指定します。

Logic クオンタイズ値

↑ここでクオンタイズの細かさを確認、変更することができます。

例を見てみましょう。

16分フレーズ

Logic クオンタイズ 16分 前

↑ リアルタイムで打ち込んだ16分音符フレーズがあります。
少しズレが目立つため、クオンタイズを適用します。
ここは8分クオンタイズを適用してみます。

Logic クオンタイズ 16分 8分適用

↑ このよう16分フレーズを8分音符クオンタイズすると、
以下の様に16分のフレーズが一番近くの8分音符へ移動してしまいます。
この場合は フレーズの一番細かい音符 16分音符でクオンタイズを適用します。

Logic クオンタイズ 16分 後

↑ このようにしっかりクオンタイズがかかります。

ベロシティ、音の長さについて

実際に演奏するリアルタイムレコーディングではベロシティ、音の長さともに一定ではありません。
ただしこれが人間が演奏する良い部分だったりしますので、
気になるところを修正するくらいで、ピッタリ合わせる必要はありません。

        

  • Logic X
  • Logic 8/9

メロディーの打ち込み

リアルタイムレコーディングを使用してメロディーを打ち込んでいきます。
ステップ入力と比較し、高速に作業が進みます。

Logic Pro




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