キーを理解する/音楽理論講座

Author: sleepfreaks

楽曲のキーを把握する

今回は、キーについて学んでいきましょう。
キーがわかれば、楽曲の中で使用できる音が見えてきます。

皆様も、カラオケでキーが高い、低い、などで
この“キー”の上げ/下げをしたことがあると思います。

また、バンドなどでボーカルが「この曲のキーが低いから上げておいて」と言った場合、
それに合わせて、メロディーやコードも変更しなくてはならないですよね。

今回の内容は、このようなケースでも役立ちます。

まずはこちらをご視聴ください。

c-melo

c-daw

第二回目で学んだ、Cメジャースケールの音のみでメロディーを作ってあります。

Cメジャースケールのみで出来ていたメロディーに続き、
カラオケのように、キーを上げていきます。

次はキーを下げていきます。

音程は違いますが、同じ曲に聴こえます。
では、「キー」とはなんでしょうか。

これは、第二回目のメジャースケールにも関係しております。

Cの音を主音(メインの音)として、全音 全音 半音 全音 全音 全音 半音の順に音を並べると
明るい雰囲気のCメジャースケールが出来上がりました。

音程の間隔

Cを主音とし、これらの音程を中心に使用すると。
キー : Cメジャー = Cを主音としたメジャーの曲(Cをメインとした明るい曲)を作ることができます。



では、このキーを+2(半音二つ分)上げたものを見てみましょう。
譜面では下記のようになります。

D-key

d-key-daw

ピアノロール上で確認すると、非常に簡単です。
ノートを全選択後、全体を「+2(半音二つ分)」上にあげてみましょう。

上げる前(キーCメジャー)

上げた後(キーDメジャー)

Dメジャーキーのメロディーで出てきた音程は、
もちろん、Dメジャースケールの構成音となります。

D maj

これがキーに対する基本的な考え方です。
今回の把握だけでも、音楽理論がより身近なものになります。

次回は、このキーのお話を行いながら、
五度圏(サークル・オブ・フィフス)の解説へ入っていきます。

また別の講座で、キーに関して解説している動画があります。
併せてご参照ください。

解説動画

記事の担当 伊藤 和馬/ Kazuma Itoh

講師 伊藤
18歳で渡米し、奨学金オーディションに合格後、ボストンのバークリー音楽大学で4年間作曲編曲を学ぶ。 バークリー音楽大学、現代音楽作曲学部、音楽大学課程を修了。
その技術を活かし、POPSから映像音楽まで、幅広い作曲活動を行っている。

講師の作品

  1. 講師_伊藤のプロフィールを読む